Our Service
ライフ・ステージ研究所:代表取締役 大槻 富士恵
私がカウンセリング心理学を学び始めたきっかけは、土木エンジニアとして勤務していた会社の社長がうつ病を発症したことでした。何か自分にできることはないかと考え、心理学を学び始めたのがスタートでした。
そして1年後のある日、いつもと何か違うと感じながらも上司を見送りました。しかし、それが最後の別れになるとは思いもしませんでした。
この出来事をきっかけに、私は「働くこと、そして生きることは決して当たり前ではないのだ」と深く実感し、エンジニアとしての仕事とカウンセリングを両輪としながら歩み始めました。
働く人々の心身の健康と職場環境の改善が、個人のパフォーマンスや組織の成長に直結することを実感し、2014年に株式会社ライフ・ステージ研究所を設立しました。しかし、メンタル不調の再発や心理的問題の解決には時間を要し、再発のリスクがあることを痛感し、従来の心理学的アプローチの限界を感じ始めていました。
そんな中、米国マイアミの薬物依存センターや米軍にて、心理学では困難とされていた依存症・恐怖症・トラウマの改善に取り組み、素晴らしい成果を上げている臨床家と出会い、その手法に衝撃を受けました。それが、脳科学・NLP・MERを融合させたアプローチ。
この出会いをきっかけに、私は脳科学を学び始め、心理学と統合した新たな手法を実践に取り入れるようになりました。
人が成長し、安心して働ける職場環境をつくることを目指し、土木・建築・IT・航空業界などの企業で働く人々のカウンセリング、社員研修、職場環境づくりのコンサルティングに携わり、24年間で2万5千人以上を支援。より良い組織づくりをサポートし続けています。
また、2003年より産業カウンセラーおよび国家資格キャリアコンサルタントの育成指導に携わり、2019年からは米国認定講座を開催。これまでの経験を活かしながら、次世代の専門家育成のための講座やスーパービジョンにも力を入れ、専門家の成長をサポートしています。
メンタルヘルスの不調は、長時間労働や過度な業務負担、仕事への意欲低下、
人間関係のストレスなど、さまざまな要因が重なり合うことで生じやすくなります。
小さな変化やサインに気づき、適切なサポートを提供することが、メンタルヘルスを守る第一歩です。